皆さんもそれぞれの分野で毎日努力を続けておられると思いますが、努力が成果として形に現れた時はとてもうれしいものです。
しかしその成果に気づき、理解できる人が自分しかいなかった場合、誰にも自慢できませんし、褒められることもありません。自分一人だけうれしい気持ちを感じますが、そのうちそんな気持ちも薄れていきます。
例えばそんな成果を職場で表彰されると、職場の人がそのことを知ってくれますし、記録にも残りますので今後何度もその成果を褒めてもらえる機会があることでしょう。そのようなことになるのは、その成果が職場全体に影響するような成果なので、そうしてもらえます。職場の長がそのように認めてくれたということですね。
県知事表彰など県全体でその成果を表彰してくれることもあります。それはその仕事の成果が県全体に影響する成果だということです。それを自治体の首長が認めてくれた時にそのような表彰を受けることができます。そのようなことは国でもありますし、世界全体で表彰されるようなノーベル賞のようなものもあります。
このようにみてくると、私の仕事を認め表彰してくれる人が重要であることに気づきます。賞を与えてくれる人の影響力の及ぶ範囲が大きければ大きいほど、その人に与えられる栄誉が及ぶ範囲も大きくなります。栄誉の認められる範囲が大きいということはそれだけ私の仕事が多くの人の役に立ったということです。
日々の生活は毎日同じように過ぎていくと感じられます。しかし、そこで行う仕事はたとえ同じ作業の繰り返しであっても、範囲の大きい世界と関係していると思いながら行えば、それだけ大きな価値の仕事をしていることになるのです。