都会の喧騒のに疲れた時、ふと空を見上げるといつもと変わらず雲が流れているのを見てほっとすることがあります。
急ぎすぎず、空の空気のペースで静かに流れて行きます。
1週間前も、数か月前も同じでした。
今は偶然私の目の前を流れていますが、雲が世界のどこかでも、1000年前のどこかでも同じように流れていたことは間違いありません。
世界はわたしたちの生活のペースに合わせて動くのではありません。日々の悩みに付き合ってくれるわけでもありません。
世界はずっと変わらず回っていて、その流れの一瞬間をわたしたちが偶然生きているのだと気づかされます。
世界の流れの中のわたし・・・と考えた時に、わたしも世界の一部になれたような気がするのです。