今日からブログを書きはじめます。

昨年（2021年）のクリスマスに初めてのエッセイ集を出版させていただきました。

正直自分が書いた文章が書籍になり、そして本屋さんに並ぶなんて想像もできませんでした。

しかし、ちょうど2年前コロナウイルスが話題になり始める前、なぜだか急に本を書かなければという想いが強烈に湧いてきました。

何か事件があったわけではありません。使命感のようなものが湧いてきたのです。ですから、その当時こんな内容を書きたいという具体的なイメージはほとんどありませんでした。ただあったのは「生死」の問題について文章を書いてみたいという想いだけです。

ある日、知人と世間話をしていて「本を書きたい」という話をしたところ、普段であればそのまま聞き流されるところですが、突然、その知人から編集者に会ってみるかと質問されました。こうなるとあとには引けません。この一瞬で出版業界という異世界の扉を開ける一大決心をすることになったのでした。

これが福岡市にある海鳥社の編集者、柏村さんとの出会いです。

編集者というのはすごい職業ですね。なんでもいいから書いて送ってくださいという言葉に甘えて、思いつくままにたくさんの文章をお送りしました。それらの雑多な文章を精査し、順番を変え、ひとまとまりの書籍にしてくださったのです。

ですからこの「量子『人間』学」はわたし自身が意識せずに考えていた内容を柏村さんが引き出してくださったものです。

多くの方の後押しで一つの書籍が誕生しました。ぜひ多くの方の目に留まり、少しでもお役に立てていただければと思います。