宇宙は深呼吸をしている。
深く吸い込んだら、自動的にフーっとはきだす。こんな動的なイメージをしてみてください。
呼吸は自動的です。ずっと吸い続けることはありません。必ず次は息を吐くことになります。
川も風も時間も流れていくようですが、どこかがいっぱいになることはありません。
息を吐くようにだれかがこの世界からいなくなるようですが、この世界は息を吸うようにどこかであたらしい生命を生み出している。
聖書の中におもしろい表現があります。
『いつまでわたしは、このように待てばよいのですか。わたしたちの報いの収穫の実は、いつ来るのですか。』と。彼らに、大天使エレミエルが答えている。『あなたたちのような人の数が満ちるときである。神は世を秤で量り、時の大きさを測り、時の数を数えておられる。それゆえ予定された升目が満たされるまで、神は動ずることも、焦られることもないのである』と。
(エズラ記 4章35節)
この部分を読むと、すべては自動的だと感じ安心します。