先日出会った心理カウンセラーの方の昔の新聞記事が出てきました。
20年以上前の記事ですが、その方のそれまでのプロフィールが紹介してあり、とてもいい内容でしたのでご紹介します。
この方は会社勤めを経て独学で心理学を学び、その後心理臨床家の河野良和さんに師事して、感情モニタリング法を学ばれました。実践を通して新たなモニタリング法を開発され、90歳近いお年になられた現在でも後進の指導に励んでおられます。
「気持ちにあっていけないものはありません。憎しみ、恐れ、不安などは必要だからこそ備わっているのです。ただ、それを相手にぶつけるかどうかは別問題です。」
「自分がどんな気持ちであるかを知って行動すれば、自分に不利益であっても嫌な気持ちがさほど後を引きません。気持ちも体と同じで、訓練を重ねることによってコントロールできます」
このようなことを言われています。今の時代では感情のコントロール法としてEQが知られていますが、まさにその内容を独自に見つけておられたのですね。