人生について考えてみました。
人の人生が赤ん坊としてこの世に生まれてから、息を引き取るまでのものだとしたら、その人生はこんな風に例えられます。
例えば、遊園地、この遊園地の中に入るとその園内でしか通用しない通貨を使って一日中遊ぶことができます。入園時間になったら、入り口で両替し遊園地通貨をもらいます。そして入園したら退園するまでずっと遊び放題です。
遊園地の中では、ギャンブルのような遊具を使ったり、ボランティア活動をすることで遊園地通貨を増やすこともできますし、逆に増やさなければ、使うだけどんどん減っていきます。遊園地にはスリも泥棒もいて、事故がおきることもありますから、急に通貨すべてを失ったり、強制的に退園させられることもあります。
だいたいの閉園時間は知っていますが、いつ退園することになるかは自分ではわかりません。そして一番重要なことですが、遊園地通貨を持ったまま退園することはできないのです。
だから使いきれないくらい稼いでも、誰かにあげるか、捨ててしまうしかありません。
そして退園したら、それで終わり、もう二度と遊園地に入ることはできません。
これが今までわたしたちが持っていた人生のイメージです。
このようなイメージを持ったままだと、時間の流れに任せて、遊ぶだけ遊んで終わりのケセラ・セラな人生を送った方が得な気がします。
でも本当にこんな仕組みなのでしょうか?