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わたしは道であり、真理であり、命である

2022.09.21

category_[聖書]

9月19日の夜、いつものように夜のニュースを見ていたら、急にウエストミンスター寺院で行われているエリザベス女王の国葬の生中継が始まりました。それほどイギリスに縁のない身ではありましが、なにか引きつけられるものを感じ、じっと耳をすまして中継に見入っていました。たまにニュースが挿入され、中継は中断されるのですが、画面の左下に示された会次第をみながら、「聖句拝読」の個所に注目していました。どんな聖句が読まれるのだろう・・・と。

トマスが言った。「主よ、どこへ行かれるのか、わたしたちには分かりません。どうして、その道を知ることができるでしょうか。」 イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。あなたがたがわたしを知っているなら、わたしの父をも知ることになる。今から、あなたがたは父を知る。いや、既に父を見ている。」

(ヨハネによる福音書 14章 5~6節)

トラス首相が上の聖句を読まれた時、電気が走るような衝撃を受けました。まさかこの聖句が選ばれるとは・・・。トラス首相が読んでいるのですが、わたしの中ではイエスが直接語られているような、そんな感覚があったのです。

あーこのように、世界に対してもう一度宣言されているんだなと感じました。

もしわたしが同じセリフを言ってもこっけいなだけなのです。実体が言葉の通りでなければ意味がありません。しかし、この言葉どおりの実体が実際におられたら、と考えてみるべきです。

このように堂々と宣言される方はどんな方なのだろうと思わざるをえません。