WBC(ワールドベースボールクラシック)はドラマのような結末で先ほど終わりました。
これらの試合を観ていて感じたことがあります。
今回の大会には神がかって活躍する選手たちがいましたが、そういう選手たちと他の選手たちは何が違うのかに注目して観ていました。
スポーツは観ていると運が働く場面が可視化されるので、とても勉強になります。
試合をテレビで観ている人は、試合の展開や結末を自分好みに想像し、その通りになれば熱狂し、そうでなければ一瞬がっかりしてまた次の展開を想像しなおします。
しかし当事者の選手が同じような考え方をしていると、メンタルが安定せずからだも自然に反応しなくなることでしょう。
本当に神がかった場面にいる選手たちはただ“無心”になっているように見えました。考えるより先にからだが反応している、そんな印象です。
自分でストーリーを想像しなくても、勝手にストーリーができていく、そうであればあるほど劇的な展開が待っていると感じました。
わたしたちの生活も同じです。自分の将来像について成功のイメージを持つことは重要ですが、そのプロセスまで細かく設定しすぎると、その通りにならない場面で落ち込んでしまいます。どんな結果が起こっても、それが自分のイメージ通りでなかったとしても、すべての結果は最高の結末に至る過程なのですから、“すべてうまくいっている”と信じ、“無心”に進むことが重要です。
そうであればこそ“神がかった”人生を歩めるのではないでしょうか?