IQに代表される人の認知機能は一生の間、ずっと同じ状態ではありません。
大学受験後などある時期をピークに徐々に低下していきます。
しかし、変わらない日常の中で、普段はそのような事実から目を背けるように生活しています。
しかし、自分以外のどこかの問題であり、新聞に載っているだけだった認知症の話題が、知人の話になり、とうとう自分の両親の話になったところで人はこの重大な事実に目を向けるようになります。
これからくる超高齢社会では、自分自身が超高齢者になるわけですから、自分自身の問題として準備しておかなければなりません。
人の生活に必要なのはIQだけではありません。
他人と感情的なコミュニケーションをとることのできる能力がIQ以上に必要です。
心豊かに生きる準備を始めましょう。