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出版から半年

2022.05.09

category_[所感]

人生で初めての出版から半年が経とうとしています。

出版というのは、たくさんの方の励ましや支えがあって実現することなんだなと実感しています。

わたしの書いた文章をほかの方が読んでくださるというのは、正直気恥ずかしいと感じていました。自分のこころの内を公開することになるので恥ずかしいのではと質問されたこともあります。

わたしも最初はそう思っていましたが、最近は考え方が変わりました。

自分のこころが自分のものだと思っている間はまだまだ自分という思いが強すぎるんだと思うんです。最近は自分は井戸のような存在で、自分という井戸から奥深くにあるなにかをくみ上げていると考えるようにしています。いろんな思いを自力で作り出していると考えるのはなんだかおこがましい気がするのです。

こうしてブログに何を書くかと考える時もあまり頭で考えすぎないようにしていて、自然に何かいいことが湧いてこないかななどと思いながら書いています。次回作ではないですが、『量子「人間」学』の続きと思って読んでいただければさいわいです。