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歯車

2023.06.17

category_[生と死]

もしわたしが歯車だったとすると、どんなことを考えるべきか?

歯車はいろんな機械に使用される部品の一つです。部品どうしは少しずつ関わり合って相互作用しながら、機械を動かしています。

例えば精密な腕時計の歯車であれば、その中のたった一つの歯車が折れたりはずれたりしてなくなれば、時計全体が動かなくなり、その働きを果たせなくなります。この世にどれだけ多くの生命がいて、どれだけ複雑にかかわり合おうと、すべてが歯車のように関わり合いながら作用しあっているので、どの部品がかけても、世界は正常に回らなくなります。

それぞれの生命には存在する意味があるのです。

自分がどんなにつまらない存在に思えても、その価値を決めるのはわたしではありません。そんなわたしがするべきことは、わたしの存在意義、つまり役割や使命を、歯車であればその働きを意味を100%果たしきることです。

生命がいつ始まり、いつ終わるかもわたしには決めることができません。それは天命です。だから計画的にやるべきことを決めて動いていても、それを自分の思うとおりに果たせるかどうかはわかりません。しかし、果たそうと努力はするべきだとわたしは考えます。